中心市街地の現状

浜松の中心市街地の衰退が叫ばれて久しいが、興味深いのは現状の文化施設との位置関係である。美術館や科学館、城公園や静岡文化芸術大学などがプロットされている。

上記の黄点が文化施設を表わしており、見事に中心市街地を囲んでいる。それを南北に突き刺すように遠鉄が走っている。(遠鉄の駅は赤点)
これは言い換えれば中心市街地から(遠鉄の駅から)はどの文化施設も徒歩10分以上かかることを示している。
この文化施設群の円環状のネットワークの利用と、中心市街地の空洞化を反転させた政策が求められる。